
早稲田の大規模ストリートダンスサークル「Waseda University Breakerz(通称: W.U.B / ワセブレ)』の代表にインタビューしてきました!
ワセブレかSesSionで迷っている人は超必見です!!
目次
W.U.B基本情報
- 人数:約250人
- 活動日:基本的には自主練 (公演などのイベント2ヶ月前からは月・水・金に集まって練習)
- 活動場所:17号館生協前広場、都内スタジオ
- インカレ・2年以上OK
W.U.B代表にインタビュー

Q
普段はどのような活動をされていますか?

ワセブレでは自主練が主になってくるんですが、公演前は月・水・金にジャンルごとに集まって練習しています。
各自でレッスンに通っている人もいます!
Q
ワセブレには現在どのくらいジャンルがあるんですか?

HIPHOP、LOCK、POP、HOUSE、BREAK、GIRLS、KRUMP、WAACKの8つです!

Q
内田さんはその中でなぜLOCKを選んだんですか?

自分はダンス未経験者で、高校時代から大学でダンスをやりたいなと思っていたんですが、その中でもLOCKを選んだのはLOCKのダンサーたちが揃って踊っている姿を見て素直にカッコいいなと思ったからです。
ワセブレはダンス経験者が多いイメージなのですが、実際はどうですか?


そうですね。実際にワセブレは全体の半分以上がダンス経験者です。
ワセブレやSesSionなどのダンスサークルって「もともとダンスをやってた人たちが輝く場所」という印象をよく持たれるんですが、ダンスって面白いことに大学から始めてもこれまでやってきた経験者を追い抜くことができる競技なんですよ。
自分含め、大学からダンスを始めた子がプロが出るような大会で本選に上がったりもしているので、始めた時期は関係なく、いくらでも挽回可能です。ワセブレはその環境が整っています。
深夜練はきつい?上下関係は?
Q
深夜練はやっぱり大変ですか?

楽しいですけど、身体的には正直めっちゃキツいです。(笑)
ジャンルによっても深夜練の回数は異なってくるんですが、僕のいるLOCKは深夜練がめっちゃ嫌いなので早稲田祭前の練習の時も1回しか入れてなかったです(笑)
イベント前に1回しか深夜練を入れないジャンルもあれば、毎週金曜日に深夜練を入れるジャンルもあります。
ワセブレの深夜練は基本的に週に1回までですね。
Q
ダンスサークルって上下関係が厳しいイメージがありますが、ぶっちゃけどうですか?

基本的に上下関係はあります。ただ、一般常識というかマナー的にどこでも必要とされる程度のものですよ(笑)

他のダンスサークルとの違いは?
Q
早稲田大学には他にも大規模なストリートダンスサークルの例としてSesSionがあると思うんですが、W.U.Bにしか無い魅力はありますか?

実は僕、もともとSesSionにも入ってたので違いが分かるんですけど、SesSionには無いワセブレの良さって『個』が強いことなんですよ。SesSionがショーケースでの全体のダンスを重視するのに対して、ワセブレは一人一人の個性のあるダンスを重視します。
あと、ワセブレの良いところは練習場所が無料ということですね。ダンスサークルって基本的に都内のスタジオを借りることが多いのでその分お金もかかるんですが、WUBは練習場所を大学が無料で提供してくれているので自主練がタダでできます!
SesSionにも入っていたんですね!


所沢キャンパスのストリートダンスサークルaka Wa.Se.Daにも入っていました(笑)
ストリートダンスサークルを網羅している人、初めて見ました(笑)
ここから深掘りしていきます。

Q
W.U.B、SesSion、aka Wa.Se.Daのそれぞれのサークルの違いを教えてください!

aka Wa.Se.Daは、ダンス初心者かつ、大学生活をエンジョイしたい人向けのダンスサークルになっています。ライブに行ったり、カラオケに行ったり、みんなで飲み明かしたりなど、キラキラした大学生っぽいことをしたいならココ!って感じですね。なので、ダンスも遊びもやるってイメージです。代が変わって雰囲気は変わったかもですが。
SesSionとWUBに関しては、共通点が多く、どちらのサークルにも言えることは大学生活をダンスで充実させたい!という人が多い点ですね。あとは、「ダンス上手くなりたい」という人や「やるからにはいいものを創りたい」という人とか。
SesSionとWUBの違いをまとめるとこんな感じです。↓
SesSionは大人数で揃って踊るショーケースが上手いので、そういうのが好きな人にはオススメです。
WUBは自分個人のダンスを極めたいという人や、少人数でやるチームショーケースをやりたいという人におすすめです。自分の個性を活かしたダンスに強みを持っているので、メンバーの中にはプロダンサーになる人や、ダンスバトルの大会で優勝する人も多いです。
今年、関東大学学生連盟Σ(シグマ)主催で開催された夏コンテスト(学生1位のチームショーケースを決めるコンテスト)で1位に選ばれたチームにWUBのHOUSEの子が入っていたり、ダンスバトルでは世界最大級のストリートダンスバトルイベント『DANCE ALIVE HERO’S』で全国4位に入ったりと、数多くの成績を残しています!
SesSionは2ヶ月に1回くらいのペースでイベントが行われ、それに合わせて深夜練が詰め込まれているのであまり自分の時間が取れないんですが、WUBは月・水・金に練習するため自分の時間も確保できるというのが良いポイントかなと思います。

大学でダンスサークルに入るかどうか迷っている人へメッセージ

まず、「ダンスサークル=キラキラしている」っていうイメージだけで入ると挫折すると思います。
ダンスって学園祭のメインステージとかで見るとカッコいいし、憧れるじゃないですか。でも、そのステージに立つまでに裏でかなりの練習を積み重ねているので、ステージでのパフォーマンスだけを見て判断するとそれまでの過程が苦しくなるかもしれないです。
ダンスサークルに限らず、パフォーマンスサークル全体に言えることなんですが、練習量が相当多いのでそれだけの覚悟を持って選ぶといいかなと思います!
内田さん、インタビューにお応えいただきありがとうございました!